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Channel: 千葉の汚染瓦礫埋め立て反対・止めよう全国への放射能汚染
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放射線は体内で活性酸素を発生させる

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放射線が体内で活性酸素を発生させることは、よく知られた事実です。

水は非常に安定した分子構造で、熱しても冷却してもその結合が壊れることはありません。しかし、放射線はその水の分子構造をあっさり壊していまうのです。

放射線は、 H-O-H を H-O と O に分離してしまいます。

人間の体は、60~70%が水ですから、全身被ばくした場合、全身で活性酸素が発生するという脅威にさらされるわけです。


長期にわたって低線量の放射線を受けている場合、体内線量が増加し、活性酸素の量も増えると予想できます。

活性酸素の弊害は以下の通りです。

1.過酸化脂質が増加し、動脈硬化や血栓ができやすくなる。

2.DNAを損傷させ、その結果、発がん性が高まる。

3.DNA中のグアニンが酸化され、OHGが大量発生すると、老化が促進される。

4.テロメリアを短くするため、寿命が縮む。

5.過酸化脂質の増加のため、白内障になりやすくなる。

6.肌にしみが出来やすくなる。

7.アミノ酸の酸化により、アルツハイマーになりやすくなる。

8.糖尿病にかかりやすくなる。

9.腎障害をおこしやすくなる。

以上。


DNAが損傷するなら、なんでもありという気もします。

しかし、人類には、紫外線による活性酸素などを除去する自浄能力も備わっているのですが、これには放射線による活性酸素発生は加味されてはいないでしょう。

恐ろしいのは、修復できないDNA損傷が10年20年と蓄積されることで、子孫への影響も分かりません。

基本的に、放射線を除去する万能薬はないのですが、活性酸素対策としては、抗酸化物質を摂取する方法があります。

ベータカロテン、アルファリポ酸、ビタミンA,B2、C、Eなどが抗酸化物質です。

サプリメントで対放射線というわけにもいかないでしょうが、活性酸素を多少でも減らす効果は期待できます。


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